2013年度 理事長所信

             第40代理事長 島田 雅章

【はじめに】

 1973年の創立以来、この地域に確固たる地位を築いた我々(社)飯能青年会議所は、40周年を迎えることが出来ました。これもひとえに「明るい豊かな住みよい社会」を永遠の目標として、決してあきらめることの無い情熱を持ち、地域に根差した青年会議所運動を継続して来られた先輩諸兄の努力のおかげであると心から感謝致しております。我々は、先輩諸兄の創られた歴史と伝統の誇りを胸に、今なお青年会議所運動を行える喜びを噛みしめ、未来に向かって力強く前進していかなければなりません。

 今日、青年経済人たる我々を巡る環境は、依然として大変厳しい状況であると言えます。2008年のリーマンショックに端を発した経済の低迷は、我々中小企業に至るまで大きな影響を受けました。さらには2011年の東日本大震災やそれに伴う原発事故の被害は未だ終息の目途が立っておりません。まさに国難とも言える状況に我々は立たされているのです。

 こうした時こそ、志高く、脈々と受け継がれてきたJCの絆-(き)(づな)を未来へとつなげていかなければなりません。我々以外に、この国難を乗り越えられる者はいないのです。地域から託された希望をつなげ、自分を磨く道場としての青年会議所で切磋琢磨していきましょう。まず汗をかき率先して行動し、過去から受け継いだ情熱の炎を燃やし続けることで、明るい豊かな未来は創られるのです。

 

【会員拡大】

 我々が成長することで地域に影響の輪を広げていかなくてはなりません。人と人とのふれあいを大切にし、同じ想いを共有する仲間を増やすことこそ青年会議所活動の真髄であると確信します。英知と勇気と情熱を持った、志を同じくする青年会議所のメンバーがこの地域に一人でも増えることこそが、明るい豊かな未来を創造できるのです。

 この組織における素晴らしい体験を多くの方に伝え、メンバー全員で会員拡大に取り組んで参ります。

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【市民とつくる魅力あるまち】

 大好きな故郷(ふるさと)だから、元気であってほしい、活気があってほしい、自慢できる故郷であってほしい、と多くの方が願っていると思います。

 我々のまちには魅力にあふれ、誇ることのできる地域の宝がたくさんあります。この地域の魅力をどのように活かしていけばよいのか、我々青年会議所メンバーは地域住民の方々と共に考え、智恵を出し合い、手を携えて行動していかなければなりません。

 そのために、まず地域住民の方との絆を大切にし、地域ネットワークの場をつくることが必要です。共に行動する前に、共に希望を持ち、未来を信じる絆づくりが第一歩となります。その上で地域のブランドを確立すべく魅力にあふれたまちづくりを進めていけば、素晴らしいまちが創られていくと確信します。

 

【輝くひとづくり】

 何のために、我々はJCに入会してきたのでしょうか。それには、大きく二つの理由があると思います。

 一つは、青年会議所運動を行っていく過程で自己開発が出来る場であるからです。青年経済人として、地域の担い手として、強いリーダーを育成することが青年会議所の大きな目的であり、成長は我々自身の使命でもあります。

 物事を否定的ではなく肯定的に捉え、相手を思いやり助け合う気持ちを持ち、目的達成を貪欲に追い求める――そのような人材は、まさに青年会議所運動を通じてこそ育成されるのです。全てのメンバーが自分自身の役割を全うして活動を進めることで、共に成長していきましょう。

 二つ目として、青年会議所は真の仲間づくりの場であるからです。人は人でしか磨かれません。JCの仲間は切磋琢磨する真の絆で結ばれており、生き生きとした真の絆からは大きな活力が生まれ、それがまた青年会議所運動を前進させるのです。

 人生の道場として仲間と磨きあい、自己開発を進め、地域を牽引する人財になるべく努めて参りましょう。

 

【情報発信】

 我々には、先輩諸兄が築いてこられた伝統ある「はんなーら」があります。「はんなーら」では、我々の事業を通じてこの地域の未来像を描くことで、地域住民の方々に自分たちのまちに更に興味を持ってもらうことを目指します。また、メディアとの連動や、地域の企業・団体と協働し、情報を共有して発信していくことが重要です。

 この地域に青年会議所運動を力強く発信していくことで、多くの人と出会い、語り合う大きな輪が広がっていき、理解者が増えていくのです。コミュニケーションを大切にした広報活動を進める中で、地域の絆を生かした希望あふれる未来を描いていきましょう。

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【公益社団法人格取得へ向けて】

 我々(社)飯能青年会議所は「公益社団法人」へ移行します。既に2008年の臨時総会において公益社団法人への移行を決議したところです。世のため人のためを考えて行動する組織として、「公益」であることは当然のことではありますが、名実共に「公益」を再認識し、時代の要望に応え、青年会議所の本質を損なうことなく活動に邁進して参ります。

 

【結びに】

 私は、父と共に仕事をし、また、父と同じくJC活動を行い、理事長を務めるに至りました。多くの貴重なご縁とともに、親子の絆、時代の絆を強く感じるところではありますが、それも多くの方に支えて頂いていたからであると、感謝の念を新たにしています。

(社)飯能青年会議所は私の生まれる前から地域の青年の中心的存在であり、文字通り世代を超えて地域の信頼を獲得しています。子どもの時から父とともに触れていた青年会議所という道場で鍛錬することは、家庭に仕事に、そして地域に大いに貢献するものと確信しています。

 

 2011311日の東日本大震災は、被災者の方はもちろん、私にとっても大きな衝撃でした。自分自身の人生や、生き方、この国や我がまちの未来に思いを巡らせていました。そのような中、テレビに映し出された被災地に翻るJCの旗や、救援物資を運ぶ背中のJCのロゴが目に飛び込んで来ました。

 JCしか無い時代からJCもある時代へと移り行く中、やはり気高きまちづくり意識と行動力のある団体は、我々JCの他にありません。まず行動する、そして汗をかくことこそ、これまでも、そしてこれからも我々に求められている使命なのです。

 

 人と人とのつながりを大切に、熱く熱くチャレンジしていきましょう。そして、自己研鑽をし、各々が未来に向かって希望の綱―をもって、40周年を最高の年にしましょう。仲間との希綱、地域の希綱、そして未来への希綱をもって。